東部浄水場の補助水源(伊奈川支流)

東部浄水場は第一水源(伊奈川ダム下)と第二水源(水沢)の2つの水源を持っているが、第一水源は取水口に到達するルートが崩壊しており、事実上管理することが不可能となっている。実際、東部浄水場では第一水源からの取水バルブを閉じていた。

一方第二水源である水沢は山の谷間を流れる急峻な沢であることに加え、設置されている治山堰堤から取水口までに距離があり、砂防的に脆弱な状態になっている。仮に水沢に土石流が発生し、第二水源が被害を受けた場合、大桑村のおよそ3分の2の世帯に給水できない(断水)事態が発生する危険性がある。

そこで行政は2025年度内に、休止中だった伊奈川支流の補助水源を整備し、第一水源から東部浄水場へ続く送水管の途中の取水槽を介して、その補助水源から取水した水を送りこむ整備を行った。

補助水源の場所は以下の地図の十字印地点。

少なくとも2025年4月のGoogle Street Viewでは存在しなかった2本のパイプを新たに設置し、砂防堰堤の2ヶ所から取水している。Y字状に分岐するホースの右側が上段、左が下段から取水した水を取り込んでいる。

1本は治山堰堤の上段から取水している。

もう一本は治山堰堤の端部で取水している

取水タンクにはもう一本、この沢の逆側の山側からホースが引かれている。右隣の沢の上流から取水しているのだろうか。登っていく装備ではなかったので調査は次回とした。

構造がシンプルなので、仮に被害を受けたとしても取水槽が使えるのであれば復旧は比較的短時間で完了することも期待できる。

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